« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月

2012年8月10日 (金)

製品化に向けて動き出しました

野田村・しぶきの会さんとマイ箸プロジェクトのコラボ
製品化に向けて動きだしました

 その1:『野田村の海の仲間たち魚釣りセット』

前回、皆様から募集しましたダラスコ工房さんの被災したクロマツを使った
木工アイテムですが、現在ペンダント、魚釣りセット、パズルなど、試作が続いております。
来る8/24.25.26日野田村観光祭りという町を挙げての大きなお祭りがあり、
しぶきの会が作っている復興支援商品や被災された方々の内職を販売する
ブースが出るそうで、そこでのお披露目を目指しているそうです。

Image_6_2木工商品ということで、色々なアイディアをお届けしたのですが、そのアイディアの中に福岡県のM様が送ってくださった『おさかな釣りセット』がありまして、
見本でフェルトでできた釣りセットを同封してくださいました。
本来はダラスコ工房のオヤジさん達が木で作ってマグネットを付ける予定でしたが、
フェルトの魚釣りセットを見て、たんぽぽの会(お母さんたち)の皆さんが
『野田村の海の仲間たち釣りセット』を作ってみたい、販売したいというお話が届きました。

 

M様は福岡で手芸教室を開いていらっしゃっていて、お魚の仲間のデザインも含め
アイディアの製品化を快諾してくださいました。
また、ご厚意で、初回製作分のフェルト製作セットをご寄附くださり
現在『たんぽぽの会』の方々が製作中です。

 

魚釣りセットに関しては、手芸をメインにしているチームや縫製をメインにしているチーム、
木工のダラスコ工房など、色々なチームが仲良くシェアし合って作っていきますとのことです。

その2:『アイヌ刺繍入りマカロン』

日本の古典的な刺し子を使ったファブリックを復興支援商品として製作できないか、
以前から考えておりました。
刺し子と言えば、もう大槌刺し子プロジェクトさんが有名なのですが、
現代風にアレンジしたものではなく、クラッシックな図案を反復するような作品を
商品化できないかと…。

南部刺し、こぎん刺しなど有名な刺し子文化が青森にあるので…と安易に考え、
苫屋さんに宿泊した際、話を持ちかけてみたのですが、岩手の野田村周辺には
刺し子の文化が無く、技術指導者もいないとのことで、「アイヌ刺繍」ではダメでしょうか、と
お話が戻ってきました。
なぜ岩手でアイヌ??と、最初頭の中が?でいっぱいになったのですが、詳しく聞いてみると、野田村周辺では地名などにまだアイヌ文化が残っているんだそうで、
アイヌ刺繍なら近くに技術指導者もいるし、以前仮設住宅の集会所でワークショップを
開いたことがあるとのこと。

 

アイヌ=北海道というイメージが強かったので、あれれ?そうなんだ、という感じでした。

Makaron01しかし、手間暇かかる刺繍なので、販売価格が高くなるものをいきなり作る訳にもいかず、小さなもので練習して徐々にレベルを上げていけるもの…コストがあまりかからず、見栄えがよくて、実用的で、お土産物として気軽なお値段で買って帰っていただけるもの…

ツイッターでお声掛けしたところ、新潟県のO様から「マカロンポーチ」というご提案をいただきました。
見よう見まねでアイヌ刺繍(…なんちゃってアイヌ刺繍ですが)をして、
マカロンポーチを作ったところ、これが結構可愛い。

作り方と製作セット(普通の端切れで作るもの)を15個、試しに作ってみてくださいと
お送りしてみたところ、ほどよい製作時間でどんどん形になっていく過程も
作っていて面白いということで、

8月下旬にアイヌ刺繍の指導者を招いて刺繍の講習会を開き、それを使って
アイヌ刺繍入りのものを作ってみます、という運びとなりました。

アイヌ刺繍は魔除け、厄除けの意味がある文様です。
基本的にはチェーンステッチですので、文様のデザインが決まれば
さほど技術的に難しいというものではありません。

こちらも野田村の「まるきん」や道の駅で販売するほか、受注生産の方式で
販売していければというお話でした。

以前にも書きましたが、次のNHK朝の連続TV小説は「海女ちゃん」で、三陸の架空の町が舞台ですが、久慈、野田村の周辺がロケ地となります。
そのため、観光客も増えるだろうという見込みがあり、しぶきの会のみなさんも張り切っています。周辺の観光地で直売するルートを開拓していきたいとのことでした。
また、海にちなんだもの、「海女ちゃん」にちなんだハンドメイドの復興支援商品の
アイディアがあれば、是非提案して欲しいという事です。

具体的なアイディアの募集もさせていただくことになると思います。

先日、しぶきの会の代表の方からいただいたお手紙にこんな事が書いてありました。

津波で家族を亡くされた方が、
「内職をしている時は泣かないで済むから、いつも1つだけ残しておくの。
それがあると思うと明日を迎えられるから」と言っていました。
こんな素敵な言葉が聞けたのはマイ箸プロジェクトの皆様のおかげです。
ありがとうございます。
私たちも一日も早い自立を目指しておりますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

皆様からのアイディアが形になって、それがしぶきの会の皆さんの
生きる喜び・作る喜びになって、少しずつ前へ前へ進んでいます。

今後ともまた機会があれば、皆さんのお知恵を拝借させていただくと思います。
どうぞ、暖かく、細く・長く見守ってください。

*******************************************************

という訳で、初秋の頃、素材支援という形で
また皆様にお声をかけさせていただく予定です。
募集予定の物は、「野田村の海の仲間たち釣りセット(フェルト)」用のフェルト(最低10センチ*10センチの大きさがあれば使いかけでも可)や並太アクリル毛糸、刺繍糸などです。
また詳細が決まりましたらお知らせいたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ